東日本大震災における全美の活動
2011(平成23)年に発生した東日本大震災では、文化庁の呼びかけによって東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援委員会が組織され、文化財レスキュー事業が実施されました。
全国美術館会議はこの事業に積極的に協力するとともに、独自に東日本大震災復興対策委員会を設置して募金活動等により必要な資金を確保し、美術品を中心に被災文化財の保全や被災地域の美術館等への復興支援活動を展開しました(→「全国美術館会議 東日本大震災 救援・支援活動」ウェブサイトアーカイブ)。
2014(平成26)年5月には、被災地域のミュージアムの被害状況やその影響についてアンケート調査および実地調査を行い、『全国美術館会議 東日本大震災美術館・博物館総合調査報告(PDF:24.7MB)』としてまとめました。
また文化財レスキュー事業参加者の生の声を記録して将来の参考とするため、2015(平成27)年3月に、『全国美術館会議 東日本大震災 文化財レスキュー事業記録集(PDF:16.2MB)』を刊行しました。
その後、2017(平成29)年に東日本大震災復興対策委員会としての活動を終了し、新たに災害対策委員会を発足させて、将来の大災害に備えて活動を続けています。
全国美術館会議はこの事業に積極的に協力するとともに、独自に東日本大震災復興対策委員会を設置して募金活動等により必要な資金を確保し、美術品を中心に被災文化財の保全や被災地域の美術館等への復興支援活動を展開しました(→「全国美術館会議 東日本大震災 救援・支援活動」ウェブサイトアーカイブ)。
2014(平成26)年5月には、被災地域のミュージアムの被害状況やその影響についてアンケート調査および実地調査を行い、『全国美術館会議 東日本大震災美術館・博物館総合調査報告(PDF:24.7MB)』としてまとめました。
また文化財レスキュー事業参加者の生の声を記録して将来の参考とするため、2015(平成27)年3月に、『全国美術館会議 東日本大震災 文化財レスキュー事業記録集(PDF:16.2MB)』を刊行しました。
その後、2017(平成29)年に東日本大震災復興対策委員会としての活動を終了し、新たに災害対策委員会を発足させて、将来の大災害に備えて活動を続けています。
年 | 内 容 |
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2024.4.26 | 福島県立美術館 東日本大震災報告書会員 |
2022.2.1 | 三上満良「石巻文化センターの再出発ー同センター所蔵の美術作品を対象とする文化財レスキューの終了報告」ZENBI Vol.18 |
2021.3.11 | 令和元年度全国美術館会議 第34回学芸員研修会報告書「大規模災害被災地における学芸員の役割を知る」 |
2017.8.1 | 吉田尊子「震災5年、足下を見つめなおす」ZENBI Vol.12 |
2017.1.31 | 平野明彦「震災から5年目を迎えて」ZENBI Vol.11 |
2016.8.1 | 奈良 香「今、この場所からー震災復興とミュージアム」ZENBI Vol.6 |
2016.5.17 | いま、被災地からー岩手・宮城・福島の美術と震災復興ー |
2015.3.31 | 全国美術館会議東日本大震災文化財レスキュー事業記録集 |
2014.5.20 | 全国美術館会議東日本大震災美術館・博物館総合調査報告 |
2014.8.1 | 佐藤秀彦「震災から3年」ZENBI Vol.6 |
2014.8.1 | 堀 宜雄「備忘三年」ZENBI Vol.6 |
2013.8.1 | 岡部信幸「震災を機に考える 」ZENBI Vol.4 |
2013.1.31 | 大野正勝「被災地の美術館と美術家、その後」ZENBI Vol.3 |
2013.1.31 | 村上博哉「文化財レスキューの成果と課題を考える」ZENBI Vol.3 |
2012.8.1 | 田中善明「陸前高田市立広田中学校で被災した4点の作品」ZENBI Vol.2 |
2012.8.1 | 山内宏泰「東日本大震災発生から、一年を振り返る」ZENBI Vol.2 |
2012.8.1 | 「事務局から 東日本大震災復興対策委員会の活動について」ZENBI Vol.2 |
2012.8.1 | 三上満良「被災地から―震災復興支援展あれこれ 」ZENBI Vol.2 |
2012.1.1 | 村上博哉「全美事務局の初期活動と石巻レスキュー」ZENBI Vol.1 |
2012.1.1 | 川島秀一「気仙沼市における文化財レスキューの状況」ZENBI Vol.1 |
2012.1.1 | 浜田拓志「全美 陸前高田市立博物館被災美術品作品等救援活動について」ZENBI Vol.1 |
2012.1.1 | 江上ゆか「歴史資料ネットワークについて」ZENBI Vol.1 |