‘98高知豪雨水害における全美の活動
98’高知豪雨水害(1998年9月24日〜25日)により、全美の会員館である高知県立美術館が1階床上1.3mまで水没し、一時保管庫に置かれていた収蔵品108点が冠水、一時的に電源・空調が機能喪失したため、上階の展示室・収蔵庫の収蔵品の一部にカビが発生するなど、大きな被害が発生しました。
10月1日に同館館長より救援要請を受けた全美は、ただちに会員館の承認を得た3名を派遣し、4日間の応急処置および復旧活動を行いました。
これは同年に定めた「大災害時における援助活動実施要領」の、最初の適用例となりました(『第48回全国美術館会議総会報告書I』12-13頁)。
これを受けて、1999年7月の第48回全国美術館会議総会では特別セッションとして、高知県立美術館での援助活動についての報告が行われました(『第48回全国美術館会議総会報告書II』3-30頁)。
10月1日に同館館長より救援要請を受けた全美は、ただちに会員館の承認を得た3名を派遣し、4日間の応急処置および復旧活動を行いました。
これは同年に定めた「大災害時における援助活動実施要領」の、最初の適用例となりました(『第48回全国美術館会議総会報告書I』12-13頁)。
これを受けて、1999年7月の第48回全国美術館会議総会では特別セッションとして、高知県立美術館での援助活動についての報告が行われました(『第48回全国美術館会議総会報告書II』3-30頁)。
年 | 内 容 |
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2021 | 塚本麻莉「高知県立美術館における石本泰博フォトセンターの活動と施設の防災に関する取り組みについて」『日本写真学会誌』84巻2号、2021年、90-95頁 |
1999 |
奥野克仁「高知県立美術館の冠水の被害状況と復旧作業について」 藤原徹「高知県立美術館被災作品の応急処置について」 全体討議 『第48回全国美術館会議総会報告書II』3-30頁 |
1999 |
「平成10年度事業報告 10 高知県立美術館の水害救援」 『第48回全国美術館会議総会報告書I』12-13頁 |