陸前高田市立博物館被災美術作品等救援活動について(報告)
2011年10月7日
陸前高田市立博物館被災美術作品等は7月14日に同館から搬出され、盛岡市内の施設(以下「盛岡ラボ」)において8月21日から開始された応急処置作業は9月25日に終了しました。9月17日には盛岡ラボから岩手県立美術館に油彩画20点が、9月29日には残りの油彩画及び書が搬入され、保管に係る作業は9月30日に完了しました。救援活動に関わったスタッフの実人数は、全国美術館会議スタッフも含め約140名。現地における作品等の調査、移送、燻蒸、応急処置には延べ約700名が参加しました。県内外での後方支援的な活動を含めるとスタッフの延べ人数は、700名をはるかに上回ります。
皆様からいただきました「全国美術館会議東日本大震災救援・支援基金」の一部をこの救援活動に充てさせていただきました。
現場での救援活動に参加してくださったスタッフの皆様、また募金や後方支援等、さまざまなかたちでこの活動を支えてくださった多くの皆様に対し厚く御礼申し上げます。
(→報告書はこちら)