大規模災害への対応に関する参考資料を追加しました。
全国美術館会議事務局 2011年3月30日版
「東北地方太平洋沖地震」による美術館・博物館施設の被災に対し、被害を受けていない会員館がどのような支援をできるか、また何を控えなければいけないのか、その対応の参考になるよう、3月13日付けで全国美術館会議のこれまでの関連資料をまとめました。
その後、各執筆者のご承諾をいただき、全国美術館会議のホームページ上で閲覧できる資料を追加しましたでお知らせします。会員館ページに入るにはIDとパスワードが必要です。ご存じない会員館メンバーは、事務局にお問い合わせください。
資料のうち、『阪神淡路大震災被災文化財等救援委員会 活動記録』1999年(平成11年度)につきましては、阪神・淡路大震災被災文化財等救援委員会が発行しており、全国美術館会議の発行物ではありませんが、同救援委員会には全国美術館会議も参加していたことから、掲載させていただきました。
なお、下記の資料には、大災害発生後の対応とは関係のない資料も含まれていますが、除外していません。
また関係美術館等における被災状況が記録されている写真図版につきましては、原則として、全国美術館会議ホームページには掲載しておりません。(一般の方が閲覧できるページはもちろんのこと、パスワードを要する会員館ページにも掲載いたしません。)会員各位におかれましては、すでに各館に配布しております冊子をご参照いただくようお願いします。
■ 特別セッション「美術館と防災」
1 | 高知県立美術館の冠水の被害状況と復旧作業について/奥野克仁(高知県立近代美術館・主任学芸員) |
2 | 高知県立美術館被災作品の応急処置について/藤原徹(佐藤忠良記念館・彫刻保存修復員) |
3 | 東海ブロックで実施した「災害時における連絡網実施要領」のアンケート調査について/田中善明(三重県立美術館・学芸員) |
4 | 近畿ブロックで実施した「災害時における連絡網実施要領」のアンケート調査について/松山利光(京都国立近代美術館・美術館学習普及専門官) ・大災害時における対策等に関する要綱 ・大災害時における援助活動実施要領 ・災害時における連絡網実施要領(ブロック本部提出用)アンケート様式1 ・災害時における連絡網実施要領(事務局提出用)アンケート様式1 【1999(平成11年度)第48回総会報告書IIより】 ○PDFのページ(PDF:3MB) ○テキストのページ(テキスト:90.1KB) |
■ 『阪神淡路大震災被災文化財等救援委員会 活動記録』
・はじめに
・兵庫県南部地震の発生から救援委員会の結成まで
・現地本部活動日録
・救援活動の記録
・資料
(1)救援委員会活動参加者名簿
(2)協力団体等名簿
(3)関係文書
阪神・淡路大震災被災文化財等救援事業実施要項(平成7年2月14日)
文化庁報道発表資料(平成7年2月16日)(抄)
(4)関係新聞雑誌記事
【1999(平成11年度)】
○PDFのページ(PDF:7.8MB)
■「大災害時における対策等に関する要綱」
「大災害時における連絡網実施要領」
「大災害時における援助活動実施要領」
「協議提案事項」
「大災害時における行動」
【1998(平成10年度)第47回総会報告書Iより】
○PDFのページ(PDF:5.5MB)
○テキストのページ(テキスト:134.8KB)
■「大災害発生時の救援ネットワーク案」
「"救援ネットワーク案"(事務局試案)提案に至る経緯について」
【1997(平成9年度)第46回総会報告書Iより】
○PDFのページ(PDF:5.2MB)
○テキストのページ(テキスト:113.4KB)
■ 『阪神大震災美術館・博物館総合調査 報告II』ふたたび、未来の美術館に向けて
-阪神大震災を美術館・博物館総合調査の完結にあたって/会長 藤田慎一郎
・ 阪神大震災と全国美術館会議-震災体験と美術館活動 /幹事 貝塚健
・ 調査報告
・ 美術作品の地震時転倒などのメカニズムについて 剛体的な動きに関する基本的な考え方 /篠 泉
・ シンポジウム「阪神大震災と美術館をめぐって」報告
・ 総合調査に参加して/枝松亜子
・ 文化財レスキュー隊による中山岩太資料の救出/河崎(さき:は右が「立」のさき)晃一
・ 復興の名の下に行われること/木下直之
・ 正解はどこにある 震災後の自問から /岡 泰正
・ 歴史的記録遺産の救援プロセス 碎啄同時の難しさ /青木(廣瀬)睦
・ 私たちの生活と文化と文化財/中村 康
・ 栄根寺薬師堂が残したもの/村田真宏
・ 被災地の外で 全国美術館会議"救援隊"のことなど /田中千秋
・ パネルディスカッション「次の震災に向けて」
・ 被災主要3館と全国美術館会議の一年1995.1.17-1996.1.17
・ 緊急調査・応急処置資材リスト/田中善明 田中千秋
参考資料(被災館発行の資料)
・ 神戸市立博物館/博物館だよりNo.51(1995冬) 阪神・淡路大震災から再開館まで 経過と被害/森田稔・勝盛典子
・ 西宮市大谷記念美術館/NEWS No.12(1996.3)その後の地震対策 作品の収蔵展示方法について/枝松亜子
・ 謝辞/阪神大震災美術館・博物館総合調査スタッフ全国美術館会議事務局
・ あとがき/貝塚 健
・ 阪神大震災美術館・博物館総合調査スタッフ
【1996(平成8年度)】
○PDFのページ(PDF:71.7MB)
■ 「阪神大震災が残した課題」
・第一部:講演「防災計画と人命への視点」/小川雄二郎 国際連合地域開発センター 防災計画主幹 | |
・第二部:警告「阪神大震災での諸活動を出発点として一救援ネットワーク形成をめざして一」 保存ワーキンググループと阪神大震災美術館・博物館総合調査メンバーからの報告 |
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1.情報について 村田真宏 愛知県美術館 主任学芸員 2.救援活動について 田中善明 三重県立美術館 学芸員 (資料5)全国美術館会議の災害発生時の情報伝達と救援活動組織例 |
○PDFのページ(PDF:3.0MB)
○テキストのページ(テキスト:92.7KB)
■『阪神大震災美術館・博物館総合調査 報告I』
・未来の美術館に向けて 阪神大震災を教訓として /会長 藤田慎一郎
・阪神大震災と全国美術館会議 支援活動から総合調査へ /幹事 貝塚健
・調査報告 阪神大震災美術館・博物館総合調査実施要綱
・調査館別の報告[※この報告(p.11~p.116)につきましては、本ホームページには掲載いたしません。冊子をご参照ください。]
参考資料(被災館発行被害報告)
・神戸市立小磯記念美術館だより(1995)vol.4
現場報告1 阪神大震災直後の被害状況について/廣田生馬
現場報告2/金井紀子
・西宮市大谷記念美術館 NEWS No.11(1995.3)阪神大震災特集
阪神大震災における美術館の被害と対応/篠 雅廣
地震により中止となったインド染織美術展における被害とその対処について/川辺雅美
二次災害防止のための作業記録/枝松亜子
レール式絵画ラック使用における地震被害およびその対策について/中井康之
・兵庫県立近代美術館平成6年度年報 報告 阪神大震災による被害状況と美術館活動
・謝辞
・あとがき/貝塚 健
【1995(平成7年度)】
○PDFのページ(PDF:36.8MB)
■「美術館の耐震対策について」
【1995(平成7年度)第44回総会報告書より】
○PDFのページ(PDF:3.3MB)
○テキストのページ(テキスト:100.6KB)
■ 「美術館の地震対策の現状と課題」
・免震展示システム"ショックガード"について/折笠智和(株)乃村工藝社 CE本部計画設計部長
・各産業界における地震対策 トキコ地震災害対策関連製品の紹介/中村 健(トキコ(株)装置設計部主任技師)
・美術館等の防災対策の考え方/小川雄二郎 ((財)都市防災研究所 研究部長)
・平成5年1月15日釧路沖地震をめぐる教訓/寺嶋弘道(北海道帯広美術館 学芸課長)
・美術館における地震対策の可能性について/立花義彰(静岡県立美術館 主任学芸員)
・アンケート:"美術館の地震対策について"集計報告
【1993(平成5年度)第9回学芸員研修会報告書より】
○PDFのページ(PDF:3.8MB)
○テキストのページ(テキスト:170KB)