能登半島地震における救援事業について(現況報告とお願い)

 本年1月1日16時過ぎに発生した能登半島地震に対し、2月13日から文化庁によって立ち上がった文化財レスキュー事業ですが、現地本部が金沢市と能登町に設置され、現在は救援要請のあった複数の施設等の現地調査と救出資料の緊急保管施設の整備等が行われています。
 4月の第二週からは本格的な救援活動が始まり、文化遺産防災ネットワーク推進会議参画団体である全国美術館会議へも派遣依頼が届く予定で、参加登録いただいた方々との調整を進めています。
 なお、現在は活動地域である奥能登地域は、公共交通網が復旧していない箇所も多いため、移動は文化財防災センター(ぶんぼう)が用意したレンタカー同乗が前提となります。そのため、原則として月曜日に金沢で集合、レンタカーで現地へ入り、金曜日にレンタカーで金沢に戻って解散、という5日間のサイクルで参加をお願いしたいとのことでした。
 交通網の復旧が進めば短期での参加も可能となると思われますので、5日間にかかわらず短期でも救援活動参加をご検討いただける方はご登録をお願いいたします。

  2024年3月29日

                            全国美術館会議                           
                             会長 建畠 晢
                             災害対策委員会委員長 佐々木吉晴

  参加登録方法

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