総会

日時
2021年6月4日(金)~2021年6月4日(金)
場所
アルカディア市ヶ谷(東京都)(ウェスティン都ホテル京都から変更)           

第1回(第70回)一般社団法人全国美術館会議社員総会

日程等

令和3年6月4日(金)
 総 会 13:00~15:20
  1.開会挨拶 一般社団法人全国美術館会議会長
  2.議長選出
  3.議  事 
   審議事項
    第1号議案 令和2年度事業報告並びに収支決算について
    第2号議案 令和3年度事業計画(案)並びに収支予算(案)について
    第3号議案 新入会員及び退会について
    第4号議案 新役員の選任について 
    第5号議案 定款の一部変更について
   報告事項  
    報告第1号 全国美術館会議の清算結了報告について  
    報告第2号 企画委員会及び研究部会の活動報告について
    報告第3号 災害対策委員会の活動報告について
    報告第4号 広報委員会の設置及び活動報告について
    報告第5号 専門委員会の要綱の改定について
  6.閉会挨拶
 
 特別行事 15:30~16:30 
  特別講演会 講 師:青木 淳氏(京都市京セラ美術館長・建築家)
        テーマ:「新しくなった京都市京セラ美術館について」

レポート

 令和3年6月4日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷において、正会員311名の議決権行使書によって第1回一般社団法人全国美術館会議社員総会を開催した。
 本年の総会は、4都府県の新型コロナウィルス禍による緊急事態宣言を受けて、ホスト館である京都市京セラ美術館の意向を伺って、同地でのこれ以上の順延は難しいと判断し、予定されていた京都での総会開催は断念することになった。正副会長と役員(理事・監事)、各委員会等の報告者のみ (オンラインによる参加も可)によって東京で開催することになった。
 また、個人会員、賛助会員も視聴可能とし、YouTubeによるリアルタイムの配信を視聴していだくことになった。本総会は、今年で通算第70回を迎えたが、一般社団法人移行後の最初の総会として、昨年に京都総会を開催する予定であったが、やむなく今年に開催を順延することになった。緊急事態宣言の再びの発令、延長に伴い、それも実現できなくなってしまった。
 総会では、冒頭、建畠晢一般社団法人全国美術館会議会長が開会の挨拶をし、議長には冨田 章 東京ステーションギャラリー館長が選出されて議事が進められた。311名が出席とみなされた。
 1.令和2年度事業報告並びに収支決算については311個の賛成をもって異議なく可決。 2.令和3年度事業計画(案)並びに収支予算(案)については、311個の賛成をもって原案を可決 。3.新入会員及び退会については、311個の賛成をもって京都府京都文化博物館、シルク博物館、ヨックモックミュージアム、角川武蔵野ミュージアム、東京オペラシティーアートギャラリー、栃木市立美術館、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄、サイトウミュージアム準備室の8館の入会が承認されたほか、個人会員9名を新たに迎えることになった。一方、正会員1館、賛助会員2社の退会があり、会員の新入や退会の増減をまとめると、全国美術館会議は、正会員401館、個人会員33名、賛助会員48社になった。
 なお、これまで理事としてご尽力いただいた馬渕明子(国立西洋美術館長)、内田洋子(原美術館長)、村田眞宏(豊田市美術館長)、山梨俊夫(国立国際美術館長)、西村勇晴(北九州市立美術館長)の各氏は、退職に伴い、3月31日をもって役員を退任されたことが報告された。4.新役員の選任について、5.定款の一部変更についての議案も審議され、いずれも「賛成311個」をもって承認された。
 報告事項として、1.全国美術館会議の清算結了報告について、2.企画委員会及び研究部会の活動報告について、3.災害対策委員会の活動報告について、4.広報委員会の設置及び活動報告について、5.専門委員会の要綱の改定についての報告のほか、その他の報告事項として、山梨副会長から「第3次補正予算について」「博物館法改正について」、建畠会長から「緊急事態宣言下での美術館施設の開館について」、それぞれ報告があった。
 また、後半の特別講演会は講師として、青木 淳氏(京都市京セラ美術館長・建築家)に「新しくなった京都市京セラ美術館について」 とのテーマで特別講演をしていただいた。
 総会、講演会をYouTubeによるリアルタイムにより配信し、視聴者数202名(延べ視聴者数341名)に参加していただいた。 次回の第2回(第71回)定時社員総会は、山梨県立美術館が担当を引き受けてくださり、令和4年6月2日に甲府市で開催する予定となった。二年続けて、変則的な開催となってしまったが、やむを得ぬ事情をご理解くださるようお願い申し上げたい。
(文責 広報委員会委員 杉浦 智・東京富士美術館)
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