学芸員研修会報告書

日時
2010年3月12日
場所
国立新美術館 講堂(3F)
主催
全国美術館会議 担当:情報・資料研究部会

第25回学芸員研修会

目 的

 美術館のホームページを通じた情報発信のあり方について、情報・資料研究部会が行った全国美術館会議加盟館の実態調査及び各館の具体的な事例に即して検討する。美術館の類縁機関における先端的活動をも取り上げて、多角的な視点からこの問題をとらえるきっかけとする。

概 要

名 称:全国美術館会議 第25回学芸員研修会
日 時:平成 22 年 3 月 12 日(金)
会 場:国立新美術館
テーマ:「美術館の情報発信─参加する、つながる、共有する、ウェブの新時代─」
配付資料:予稿集
内 容:
「全国美術館会議会員館のHP─2005 年度部会調査結果から」
  鴨木年泰 (財団法人 東京富士美術館)

「美術館の情報発信─参加する、つながる、共有する、ウェブの新時代」
  室屋泰三 (国立新美術館)
「国立美術館の情報発信─近年の展開と課題」
  水谷長志 (東京国立近代美術館)

「情報の扉のこちら側 実業史研究情報センターのブログを使った情報提供サービスについて」
  茂原 暢 (財団法人 渋沢栄一記念財団 実業史研究情報センター)

「東京都現代美術館の情報発信」
  野口玲子 (東京都現代美術館)

パネルディスカッション
パネリスト:上記講師
司会進行:川口雅子 (国立西洋美術館)

質疑応答

開催の結果

 約100名の参加者を迎えて開催。実際にホームページの運営や所蔵作品データーベースの構築等を担当されている方の参加が目立ち、終了後のアンケートには多くの感想や意見が寄せられた。当研究部会が2005年に行ったアンケート調査についても貴重なデータとして今後も継続的に実施し、最新の動向を知りたい、という声が多くあった。(『新美術新聞』2010年4月1日号3面に報告記事)

関連資料

予稿集(PDF:2.0MB
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