情報・資料研究部会過去の活動一覧

日時
2015年4月22日(水)
14:00〜17:30
場所
国立西洋美術館 研究資料センター閲覧室(地下1階)

第40回情報・資料研究部会会合報告

内 容

1. 第29回学芸員研修会の総括と報告書作成について
 (1) 総括については以下のような意見があった
  ・『全国美術館会議会員館 収蔵品目録総覧2014』からの展開が良かった。
  ・盛りだくさんな内容だった。
  ・予想以上に多くの参加者があり関心の
   高さを感じた。
  ・一方で論点・話題が広がりすぎてしま
   い、充分な議論が尽くせなかった点が
   反省点では。
  ・美術情報にアクセスするための地域ご
   との拠点の形成についてもっと踏み込
   むべきではなかったか、または強く打
   ち出すことができなかったところが弱
   かったきらいもある。
  ・美術館のライブラリーにおけるライブラリアンの必要性と世代交代の問題を認識。
  ・こういった分野について、研究部会が受け皿になっての相談窓口が必要なのでは、等。
 (2) 報告書作成について下記のように検討した。
   テープ起こし原稿をもとに編集し作成。
   内容:プログラム、予稿集PDF、報告本編
   部数:500部を想定
   レイアウトについては見積をとって検討する。

2. 作年度の収支報告、活動予算の使い方について
  昨年度の収支報告を川口幹事より行った。
  本年度の活動費については昨年度からの繰越金を充当し、本年度は活動交付申請を行わないこ
 ととした。
  活動予算の使い方に関連し、部会参加にかかる交通費について以下のように検討した。本年度
 より本方針に基づいて交通費補助を運用することとした。
  部会参加にかかる交通費について
  ・部会から依頼する「発表者」については旅費交通費を部会費より全額支給できる。
  ・「研究部会員」について
   所属館より旅費交通費が支給されない場合、
   往復交通費が2000円を超えるとき、上限3万円まで部会費より支出できる。
   ※ただしメンバー一人につき、年間の支給回数は2回までとする。
  2015(H27)年度より適用し、年度毎に見直しをする。

3. 今年度の活動について 
  今年度の活動について以下のように検討し
 た。
 (1) 第29回学芸員研修会報告書作成
 (2) 先進事例見学会の実施
 (3) 『全美目録総覧2014』のアップデート・
   情報の拡充

4. 5/28、29/郡山での第64回全国美術館会議
 総会について
  例年どおり、総会において、幹事より昨年度
 の活動報告並びに本年度の活動予定について報告を行う。

5. その他の企画準備に関する協議並びに情報交換
  美術館の情報発信、作品情報発信について、
  ・ポータルからプラットフォームへ
  ・多言語化
  上記の2点に加え、日本美術についての情報を海外に発信していくことも含め、今後の課題と
 してますます重要になってくるという点について話題となった。

参加者:7名

越智裕二郎(西宮市大谷記念美術館)部会長
鴨木年泰(東京富士美術館)幹事
川口雅子(国立西洋美術館)幹事
東海林洋(ポーラ美術館)
水谷長志(東京国立近代美術館)
住広昭子(東京国立博物館)
オブザーバー参加
小林豊子(全国美術館会議事務局)
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