川崎市市民ミュージアムの被災収所蔵品レスキュー作業について(参加者募集)

 10月12日で、2019年東日本台風(19号台風)によって、川崎市市民ミュージアム(KCM)が被災、収蔵作品・資料が水損してから5年になりました。 ちょうど1年前に、川崎市内の仮施設に拠点を移しましたが、今も毎日、館職員、市職員、ボランティア、文化財保存修復の関係団体や美術館・博物館関係団体の救援参加者によって、一次的応急作業が継続的に進められています。
 本レスキュー作業は、美術館同士の共助としての意義と同時に、活動や作業を通じて、近年その危険性が増している水害による、被災資料の応急処置を学ぶ貴重な機会にもなっています。保存修復の専門知識や専門技術をもたない方も歓迎しております。
 全国美術館会議は、本年1月1日に発災した能登地震における、文化財防災センターを中心にした救援活動にも参画していますが、KCM支援も5年前から引き続き継続していることをご承知いただきますようお願いいたします。
 この作業には、一日単位で参加できます。学芸部門だけでなく事務部門など館内の職員にも参加のお声がけをいただき、引き続きご支援、ご協力の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。

  1. 作業内容:被災収蔵品の応急処置等
  2. 作業期間:令和6年4月~令和7年3月末
  3. 作業予定日:美術部門 月、火、水曜日
          博物部門 木、金、土曜日

 ※本活動にかかる交通費と宿泊費は、川崎市が負担し、全国美術館会議を通して支払われます。
  
  2024年10月18日
災害対策委員会
                            
救援活動登録票(Word:20.1KB

お問合せ先

全国美術館会議事務局
 ファクス:03-6272-8558
 電子メール:info(a)zenbi.jp [(a)を@に変更してください]
Copyright © 2011 The Japanese Council of Art Museums All Rights Reserved.