能登半島地震における救援事業参加について(お知らせとお願い)

 1月1日16時過ぎに発生した能登半島地震に対し、文化庁は2月9日、文化財レスキュー事業を立ち上げ、文化遺産防災ネットワーク推進会議参画団体である全国美術館会議に救援事業への参加要請がありました。全国美術館会議は、「大災害時における援助活動実施要領 第6」に基づき、この要請をもって対策本部を事務局内に設置しました。
 2月13日、金沢市の石川県庁において、第1回の被災文化財等救援委員会と被災建造物復旧支援委員会(合同委員会)が開かれ、全国美術館会議も対面、オンラインによって出席いたしました。石川県内、富山県内はいまだ被害状況の全貌を把握できない状況ではありますが、すでに複数の救援要請が県文化財所轄部門に寄せられており、文化財防災センターを中心にして、準備が整った救援先から順次、事業が展開されていきます。
 具体的な救援活動内容につきましては今後わかり次第お知らせするとともに、専門的な事柄につきましては個別にご相談させていただくことになりますので、その節はご協力の程、お願いいたします。

  2024年2月19日
災害対策委員会
※文化庁報道資料(PDF:574.3KB
参考:大災害時における対策等に関する要綱
   大災害時における連絡網実施要領
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