総会

日時
2024年6月6日(木)~2024年6月7日(金)
場所
弘前文化センター 〒036-8207 青森県弘前市上白銀町19-4               
担当館
弘前れんが倉庫美術館(青森県立美術館、国際芸術センター青森、十和田市現代美術館、八戸市美術館)

第4回(第73回)一般社団法人全国美術館会議社員総会

日程等

第1日 6月6日(木)
 社員総会 13:00~16:00  
  1.開会挨拶 一般社団法人全国美術館会議会長
  2.歓迎挨拶 弘前市長
  3.来賓挨拶 
  4.議長選出
  5.議  事 
   決議事項
    第1号議案 令和5年度事業報告及び収支決算について
    第2号議案 令和6年度事業計画及び収支予算について
    第3号議案 新入会員及び退会について
    第4号議案 新役員の選任並びに承認を求める件について
  
   報告事項
    報告第1号 新会長、副会長、専門委員会委員長・委員選定の報告について
    報告第2号 大災害時における連絡網組織について
    報告第3号 専門委員会の活動報告について
    報告その他
  閉会

 特別行事  16:00~17:00 
    内 容:青森県内5つの美術館がアートフェスを開催するまで
    登壇者:青森県立美術館長 杉本康雄(青森アートミュージアム5館連携協議会委員長)
        青森公立大学 国際芸術センター青森館長  服部浩之
        八戸市美術館長     佐藤慎也
        十和田市現代美術館長  鷲田めるろ
    司 会:弘前れんが倉庫美術館長 木村絵理子

 美術館視察 17:30~18:30 弘前れんが倉庫美術館 ※希望者のみ
 情報交換会 19:00~21:00(アートホテル弘前シティ)

第2日 6月7日(金)
 美術館視察 10:00~    弘前れんが倉庫美術館 鑑賞ツアー 

レポート

 令和6年6月6日に弘前文化センターで開かれた全国美術館会議社員総会について報告いたします。
 今年の総会は弘前れんが倉庫美術館、青森県立美術館、国際芸術センター青森、十和田市現代美術館、八戸美術館の5館を担当館として開催されました。
 建畠会長の開会の挨拶、来賓の櫻田宏弘前市長の歓迎挨拶、高井 絢文化庁博物館振興室長の挨拶の後、正会員410館のうち143名の出席、議決権行使書191個館によって総会が成立したことが報告され、弘前れんが倉庫美術館の木村絵理子館長を議長として審議されました。
 第1号議案「令和5年度事業報告及び収支決算」第2号議案「令和6年度事業計画及び収支予算」が審議され承認されました。
 また、第3号議案「新入会員について」、正会員として小樽芸術村、皇居三の丸尚蔵館、公益財団法人桑山清山会桑山美術館、板橋区立美術館(再入会)、三鷹市民ギャラリー、国立アートリサーチセンターの6館の入会が承認されました。これによって会員館数は416館となりました。また、個人会員9名の入会が承認されました。そのほか、賛助会員10社の入会が報告されました。
 続いて、第4号議案「新役員の選任並びに承認を求める件について」、会長から任期満了に伴う退任8名の説明の後、新役員候補者(再任18名、新任10名)の推薦があり、承認されました。
 
 この後、休憩を挟み、新役員により開催された臨時理事会で、新会長、副会長、専門委員会委員長・委員が選定され、休憩後に再開された臨時社員総会について報告します。
 報告第1号「新会長、副会長、専門委員会委員長・委員選定の報告」として、埼玉県立近代美術館の建畠館長に代わり、東京ステーションギャラリーの冨田館長が新会長「(会長あいさつ)」に選任されたことが報告されました。建畠前会長は11年にわたって会長の重責を担っていただいたことになります。副会長には、逢坂副会長、徳川副会長、小坂副会長が留任となりました。
 また、企画委員長には島理事が留任、冨田理事が会長に選任されたことにより、広報委員長には新たに菅谷理事が選任され、災害対策委員長には佐々木理事が留任となりました。
 ※役員・専門委員会委員等の選定について「令和6年度役員名簿」、「専門委員会委員名簿
 続いて報告第2号「大災害時における連絡組織網について」、災害対策委員会より報告があり、その後、報告第3号では各専門委員会委員長、各研究部会幹事から活動報告がなされました。
 続いて報告その他として、会長から来年度の総会について、大分県立美術館を担当館として大分市で開かれる予定であることが報告されました(日程は未定)。
 最後に東京国立近代美術館の鈴木企画課長より、最近、指定物件に関する公開の基準が厳格化され所蔵館における常設展示も展示公開の期間に加算されることになったことが報告された。
 総会に続き、特別行事として今回、担当館を務めた青森県内の5つの美術館の館長による「青森県内5つの美術館がアートフェスを開催するまで」と題されたトークセッションが開催された。木村弘前れんが倉庫美術館館長の視界によって「AOMORI GOKAN アートフェス」の実現にいたる状況、各館の取り組みなどが論じられました。一つの県全体を横断するかたちで開催されたアートフェスの実践は多くの美術館関係者の関心を呼び、活発な質疑が交わされました。
 この後、参加者はバスに分乗して弘前れんが倉庫美術館を視察し、倉庫のリノベーションによって美術館として再生した美術館の展示を楽しみました。続いてアートホテル弘前シティで開かれた情報交換会にも多くの参加者があり、年に一度、美術関係者が親しく久闊を叙す場となりました。
(文責 広報委員会)
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