情報・資料研究部会過去の活動一覧

日時
2013年7月16日(火)
14:00〜17:00
場所
東京国立近代美術館
アートライブラリ

第30回情報・資料研究部会会合報告

内 容

・部会長挨拶(越智部会長)

・第62回全国美術館会議総会 5/30-31 出席報告(鴨木・川口)

・「全国美術館所蔵目録の目録(仮称)」作成プロジェクトについて
 第一次調査結果の精度を上げる作業の第3回作業を実施した。
[第一次調査結果]
 東京国立近代美術館OPACで全国美術館会議会員館359館(平成24年度末現在)の所蔵目録を検索し、検索結果のプリントアウトをファイルにまとめた。359館中、245館(全体の68%)については何らかの目録があるという調査結果。
[第3回作業の内容]
 ファイルを参考にしつつ、東京国立近代美術館蔵書を実見し、対象目録の序文や凡例を参照して絞り込み、または抽出漏れについて訂正追記作業を行った。3時間ほどの作業で50館程度の目録データの絞り込みを行い、第一次調査結果の245館全ての実見調査作業を終了した。

[今後の検討]
 今回の作業により、一通りの実見調査作業を終了したが、どの資料を採用すべきかの基準について部会メンバー間でも「ゆれ」が生じた。所蔵目録のあり方について館ごとに状況が異なる部分も見いだされ、各館にアンケートを実施する際に正しく理解していただけるように工夫をする必要があることで意見が一致した。そこで、次回部会において、作業結果の評価、アンケート案の検討、スケジュールの再調整を行い、アンケート発送のための準備を行っていくことにした。

今後のスケジュール(案)は下記のとおり。
  8月  部会にて詳細の検討
  9月〜10月 実見調査結果に基づくアンケート発送準備作業
 11月  アンケート発送
 12月末 アンケート回収
  1月  アンケート結果のまとめ データ作成
  3月  「所蔵目録の目録」試行版をホームページ公開
  5月  完成版ホームページ公開

・その他の企画準備に関する協議並びに情報交換
 『ZENBI 全国美術館会議機関誌 vol.4』全美フォーラムへの掲載記事について情報共有した。

所蔵作品情報についてのプロジェクトについては、引き続き継続協議とした。

参加者:8名

越智裕二郎(広島県立美術館)部会長
鴨木年泰(東京富士美術館) 幹事
川口雅子(国立西洋美術館) 幹事
小林真由美(松岡美術館)
嶋田紗千(世田谷美術館)
住広昭子(東京国立博物館)
水谷長志(東京国立近代美術館)  ※五十音順   
小林豊子(全国美術館会議 事務局)※オブザーバー参加
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