情報・資料研究部会過去の活動一覧

日時
2013年2月13日(水)
15:30〜18:30
場所
国立西洋美術館
研究資料センター閲覧室(地下1階)

第27回情報・資料研究部会会合報告

内 容

・学芸員研修会企画について
 3月25日に国立西洋美術館で開催予定の学芸員研修会での当研究部会の報告内容について下記のとおり協議した。

タイトル: 「作品情報の収集・整理・発信 — 現状と課題 —(予定)」
報告者:鴨木年泰(東京富士美術館) 川口雅子(国立西洋美術館)
内 容:現在各美術館(全国美術館会議加盟館359館)がHP上に掲載・発信している所蔵作品情
     報の実態(所蔵品紹介ページの有無と内容)について部会メンバーによる簡便な実見調
     査を行い、その結果を手がかりとしながら当研究部会が数年来取り組んできた作品情報
     発信に関する取り組みの紹介と課題認識、そして今後の活動について報告する。
    (約25分程度)
HP実見調査:全国美術館会議加盟館359館がHP上に掲載・発信している所蔵作品情報の実態調査
     を行う。
     各メンバー50館程度を分担、結果提出は3月5日締切。
・「全国美術館所蔵目録の目録(仮称)」
 作成プロジェクトについて
 本プロジェクトについての現在の進捗状況を確認し、今後の取り組みについて下記のとおり検討した。

 [第一次調査 進捗状況]
 ・東京国立近代美術館OPACで全国美術館会議加盟館359館の所蔵目録を検索し、検索結果のプリントアウトをファイルにまとめる作業を行った。
 ・上記作業の結果、359館中、245館(全体の68%)については何らかの目録があることがわか
  った。
 [今後の進め方について]
 ・ファイルを参考にしつつ、対象を絞り込み精度をあげる作業を行う。次回部会開催時(4月予
  定、東京国立近代美術館)に部会メンバーにより作業予定。
 ・上記までの作業によりまとめた結果をもとに、各館に調査内容に不備がないかどうかを問い合
  わせるアンケート(調査票)を送付。アンケート結果に基づき精度を上げる作業を行う。
 [最終形(ウェブページのイメージ)の検討]
 ・全国美術館会議HPに独立の別表として掲載していきたい。
 ・CiNII Books、東京国立近代美術館OPACの書誌情報へのリンクをはり利用者の便を図る。
・来年度の活動計画について
 来年度の活動計画について下記のとおり検討した。

活動計画(1) 「全国美術館所蔵目録の目録(仮称)」作成プロジェクト
2012(平成24)年度、2013(平成25)年度の2カ年計画
活動計画(2) 所蔵作品情報の発信についてその内容・質を問う企画を検討
2013(平成25)年度の秋・冬頃に実施。詳細今後検討。

・その他の企画準備に関する協議並びに情報交換
 部会で試験的に運用しているFacebookページについてこれまでの運用でわかった利点・課題等についてディスカッションした。

参加者:9名

鴨木年泰(東京富士美術館)幹事
川口雅子(国立西洋美術館)幹事
嶋田紗千(世田谷美術館)
住広昭子(東京国立博物館)
中村節子(ブリヂストン美術館)
端山聡子(平塚市美術館)
水谷長志(東京国立近代美術館)
村山 閑(岐阜県現代陶芸美術館)   ※五十音順
小林豊子(全国美術館会議 事務局) ※オブザーバー参加
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