第41回保存研究部会会合報告
3月9日(金)山梨県立美術館 13:30~18:00
・山梨県立美術館のバックヤード、展示室見学
高野さんの案内で収蔵庫見学
展示室を回りながら、試験的に導入のLED照明の等の説明があった。
高野さんの案内で収蔵庫見学
展示室を回りながら、試験的に導入のLED照明の等の説明があった。
・レクチャー
講師:吉田直人(東京文化財研究所)
「LED照明の基本と現状」
基本原理、ハロゲンと蛍光灯との違い(特性、
見え方等)、現在の性能や エネルギー効率、演
色性の問題、保存の観点からの位置づけ等の説明
と質疑応答
「パッシブインジケータによる館内空気環境測定」
他のモニタリング調査法との比較(長所、短所)空気環境調査における位置付け、正しい測定
方法等についての説明の後、質疑応答
・小型免震装置(縦揺れ、横揺れ対応機)「ゆれナイト」の紹介 (株)江沼チヱン製作所
縦方向の揺れを約1/2に低減、横揺れを約1/5低減
縦60×横60×高さ220㎜ 許容積載重量:20~100kg
展示ケースに挿入できるサイズのものを開発中
講師:吉田直人(東京文化財研究所)
「LED照明の基本と現状」
基本原理、ハロゲンと蛍光灯との違い(特性、
見え方等)、現在の性能や エネルギー効率、演
色性の問題、保存の観点からの位置づけ等の説明
と質疑応答
「パッシブインジケータによる館内空気環境測定」
他のモニタリング調査法との比較(長所、短所)空気環境調査における位置付け、正しい測定
方法等についての説明の後、質疑応答
・小型免震装置(縦揺れ、横揺れ対応機)「ゆれナイト」の紹介 (株)江沼チヱン製作所
縦方向の揺れを約1/2に低減、横揺れを約1/5低減
縦60×横60×高さ220㎜ 許容積載重量:20~100kg
展示ケースに挿入できるサイズのものを開発中
・LED照明のデモンストレーション
閉館後、展示室にて実際に展示照明に使用しているエルコのLED照明を使用し、バージョンの違うLED照明との見え方の違い等を体験した。
閉館後、展示室にて実際に展示照明に使用しているエルコのLED照明を使用し、バージョンの違うLED照明との見え方の違い等を体験した。
3月10日(土)山梨県立博物館 9:30~13:00
・山梨県立博物館のバックヤードツアー 沓名貴彦(山梨県立博物館学芸員)
沓名学芸員の案内で収蔵庫や燻蒸庫、調査研究の作業場、保存科学担当の沓名氏のⅩ線撮影装
置のある研究室等、博物館ならではの広いバックヤードスペースを見学
・「文化財レスキューについて」 高橋修(山梨県立博物館学芸員)
東日本大震災の被災地で参加された文化財レスキュー作業についての報告とレスキュー事業活
動の体験を踏まえての感想等のお話しがあった。
・展示室案内 小畑茂雄(山梨県立博物館学芸員)
展示スペースにおいて、博物館の概要と展示室についての説明を受けた。
・事務連絡 総合討議
沓名学芸員の案内で収蔵庫や燻蒸庫、調査研究の作業場、保存科学担当の沓名氏のⅩ線撮影装
置のある研究室等、博物館ならではの広いバックヤードスペースを見学
・「文化財レスキューについて」 高橋修(山梨県立博物館学芸員)
東日本大震災の被災地で参加された文化財レスキュー作業についての報告とレスキュー事業活
動の体験を踏まえての感想等のお話しがあった。
・展示室案内 小畑茂雄(山梨県立博物館学芸員)
展示スペースにおいて、博物館の概要と展示室についての説明を受けた。
・事務連絡 総合討議
事務連絡、今後の活動等
・平成24年度の会合について:1回は岩手県立美術館で陸前高田市博物館の被災資料を使った展
示を計画しているのでこの時期に合わせ開催。もう1回は神奈川県立近代美術館・葉山を予定。
・コンディションチェックシートについて:時間の都合で会合にて話し合うことはできなかった
が、絵画シート案については、以前、配布されている叩き台を各自実際使用してみて意見を、次
回会合までに整える。また彫刻シートは藤原さん、日本画シートは堀さん、油彩画シートは田中
さん、工芸シートは岐阜県現代陶芸美(立花さん)が中心となってまとめてゆく。
・被災地現地調査について、阪神淡路の時のように、被災地の現地調査に行くことになるだろうか
ら、保存研究部会として準備しておく。マニュアル準備のため阪神淡路の資料を用意。調査には
各県に中心となる(本部)館が必要だろう。調査旅費を全美事務局で負担してもらえるよう榎本
会長より打診してもらう。
被災地はまだ落ち着いていない。調査の目的、趣旨を明確にし、それを丁寧に伝えたうえで調査
に入るべきだろう。調査の内容を絞り込み、今後の防災に役立てるものとする。
・平成23年度会計収支報告(伊藤)
出席者:12名、事務局1名+ 8名(発表者、協力者)
企画監事:高野早代子(山梨県立美術館)
事務幹事:伊藤 由美(神奈川県立近代美術館)
影山 千夏(高知県立美術館)
示を計画しているのでこの時期に合わせ開催。もう1回は神奈川県立近代美術館・葉山を予定。
・コンディションチェックシートについて:時間の都合で会合にて話し合うことはできなかった
が、絵画シート案については、以前、配布されている叩き台を各自実際使用してみて意見を、次
回会合までに整える。また彫刻シートは藤原さん、日本画シートは堀さん、油彩画シートは田中
さん、工芸シートは岐阜県現代陶芸美(立花さん)が中心となってまとめてゆく。
・被災地現地調査について、阪神淡路の時のように、被災地の現地調査に行くことになるだろうか
ら、保存研究部会として準備しておく。マニュアル準備のため阪神淡路の資料を用意。調査には
各県に中心となる(本部)館が必要だろう。調査旅費を全美事務局で負担してもらえるよう榎本
会長より打診してもらう。
被災地はまだ落ち着いていない。調査の目的、趣旨を明確にし、それを丁寧に伝えたうえで調査
に入るべきだろう。調査の内容を絞り込み、今後の防災に役立てるものとする。
・平成23年度会計収支報告(伊藤)
出席者:12名、事務局1名+ 8名(発表者、協力者)
企画監事:高野早代子(山梨県立美術館)
事務幹事:伊藤 由美(神奈川県立近代美術館)
影山 千夏(高知県立美術館)