小規模館研究部会

日時
2011年12月15日(木)
場所
高梁市成羽美術館 会議室

小規模館研究部会第34回研修会・会合のお知らせ

研 修

テーマ:「小規模館における自然災害の認識と今後の取組みについて」
趣 旨:
「小規模館研究部会」は、建物や予算の規模、あるいは収蔵品やスタッフ数等において、比較的規模の小さな美術館・博物館が集まり、交流を深め、諸問題を積極的に改善する知恵と技術を共有しようというネットワーク作りを目指す研究部会です。現在、小規模ながらも独自色を打ち出し、地域に根ざした活動を展開している北海道から鹿児島までの57館が、この研究部会に加盟しています。
平成23年度は、東日本大震災を受けて小規模館研究部会として再確認しなければならない事や新たな課題を研究討議する場を設けたいと考えています。12月15日(木)、16日(金)の二日間に渡って会合では、「小規模館における自然災害の認識と今後の取組みについて」をテーマに掲げ、第一部「宮城県気仙沼 リアス・アーク美術館からの報告」、第二部「文化財保存・修復―レスキューの現状と課題」(ディスカッション)を開催。文化財レスキューの参加者や修復家等、それぞれの現場で活動している方々から具体的な事例報告をいただき、美術館防災の基本的な考え方、災後の対応等を参加者皆で探求する場とします。

  
12:30~受付開始
13:00~13:15開会の辞  小規模館研究部会会長 嶋崎 丞氏
幹事館挨拶 高梁市成羽美術館館長 澤原一志
13:20~14:30講義1「宮城県気仙沼市 リアス・アーク美術館からの報告」
講師 リアス・アーク美術館学芸係長 学芸員山内宏泰氏
内容:震災後の美術館現場での活動について
休憩  10分
14:40~15:40講義2「文化財保存―レスキューの現状と課題」
講師 神戸市立小磯記念美術館学芸員 廣田生馬氏
吉備国際大学文化財学部教授  馬場秀雄氏
吉備国際大学文化財学部教授  大原秀之氏
休憩  10分
15:50~17:00ディスカッション(進行役 廣田氏、山内氏も交えて質疑応答等)
閉会の辞
18:00~懇親会 (送迎バスにて移動 会場 高梁国際ホテル 会費5000円)

会 合

日時 :2011年12月16日(金) 10:00~16:30
場所 :高梁市成羽美術館、会議室
趣旨 :定例会合につき、部会活動内容、加盟館名簿の確認等の討議
スケジュール:

9:30~受付開始
10:00~12:00小規模館研究部会会合
*終了後、昼食(館内カフェ・ラミューズにてランチの予約受付ます)
(1)高梁市成羽美術館(特別展「マリー・ローランサンとその時代展」)
13:40~ 観覧後、送迎バスに乗車
14:00~(2)吉備国際大学文化財総合研究センター視察 (修復現場の見学)
15:10~(3)高梁市歴史美術館 視察
16:30備中高梁駅


※16日の昼食は成羽美術館館内カフェ・ラミューズのランチセット(700円 チキンかハンバーグをチョイスできます。)

お問い合わせ

高梁市成羽美術館 学芸員 渡辺浩美
TEL:0866-42-4455 FAX:0866-42-4451

出張にともなう派遣申請が必要な方は

全国美術館会議事務局 小林
TEL:03-3828-0290 FAX:03-3828-0295
E-mail:info@zenbi.jp までご連絡ください。
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