東京藝術大学から「社会共創科⽬(公開授業)『現代美術キュレーション概論』 特別受講⽣募集」のご案内ついて

令和5年7月吉日
東京藝術大学
キュレーション教育研究センター

一般社団法人 全国美術館会議
 会員館職員のみなさま

 日頃より東京藝術⼤学の活動にご理解とご協⼒を賜り、ありがとうございます。
 東京藝術⼤学キュレーション教育研究センターは、2023年10⽉から、学⽣対象の授業に社会⼈が参加できる「公開授業」を始めます。初年度である今回、パイロット事業として、全国美術館会議会員館の皆様に、この授業に無料で参加できる特別受講⽣の仕組みを作りました。授業料全額免除(受講無料)は今期のみの予定です。授業への参加⽅法はオンライン、授業終了後1週間はオンデマンド受講が可能です。ぜひこの機会をご利⽤いただきたく、ご案内申し上げます。

授業を公開・減免対象とする目的:
 ミュージアムを取り巻く社会的環境の変化は激しく、社会からの要請は日々大きく広くなっています。一方、日々の業務は重く、⼗分な⼈的資源も経済的資源も整わないのが現実です。グローバル化、ジェンダー対応、アーカイブの構築、地域との連携、SDGs、次々と現れる社会の問題に応えたいと思っても、学ぶ時間を取ることは難しく、ミュージアム勤務者にとっての適切な教材探しも簡単ではないように思います。
 この講座では、現場でキュレーションを巡る仕事を長く経験してきた者たちが講師を務めます。すぐに答えを用意することはできませんが、学⽣たちに向けて話しかけるとともに、ミュージアムにおいて様々な⽴場で仕事をしている方々に、何かのヒントや参照できる資料を提供できればと考えています。
 本学は美術と⾳楽の分野を主とする芸術⼤学なので、この授業は主に「アート」の領域での実践を例に⾏われます。「アート」ミュージアム/キュレーションの参考例と考えていただき、参照・活⽤していただければ幸いです。
特別受講生募集のご案内・申込フォーム(PDF:456.9KB

お問い合わせ

東京藝術大学 キュレーション教育研究センター

※この募集に関する質問は、全国美術館会議ではなく当センターへ直接お尋ねください※
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