平成27年度第2回理事会
議 事
1. 審議事項
議案第1号 新規入会申込会員館の審査及び退会館について
議案第2号 平成27年度事業並びに予算の執行状況について
議案第3号 役員の退任及び選任について
議案第4号 企画委員の退任及び選任について
議案第5号 個人会員の創設について
議案第6号 全国美術館会議規約の改定について
議案第7号 ホームページ会員館ページの個別ログイン方式について
議案第8号 後援名義使用について
2. 報告事項
報告第1号 企画委員会及び研究部会の活動報告について
報告第2号 東日本大震災復興対策委員会の活動報告について
報告第3号 第65回総会の開催準備状況について
報告第4号 第30回学芸員研修会の開催について
報告第5号 著作物等のアーカイブ化の促進のための制度改正について
3. そ の 他
第66回総会について
議案第1号 新規入会申込会員館の審査及び退会館について
議案第2号 平成27年度事業並びに予算の執行状況について
議案第3号 役員の退任及び選任について
議案第4号 企画委員の退任及び選任について
議案第5号 個人会員の創設について
議案第6号 全国美術館会議規約の改定について
議案第7号 ホームページ会員館ページの個別ログイン方式について
議案第8号 後援名義使用について
2. 報告事項
報告第1号 企画委員会及び研究部会の活動報告について
報告第2号 東日本大震災復興対策委員会の活動報告について
報告第3号 第65回総会の開催準備状況について
報告第4号 第30回学芸員研修会の開催について
報告第5号 著作物等のアーカイブ化の促進のための制度改正について
3. そ の 他
第66回総会について
レポート
平成28年2 月23 日に開かれた全国美術館会議の平成27年度第2回理事会について報告いたします。
第2回理事会は東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷、妙高の間で開かれました。理事会には建畠会長、徳川、山梨、米田の3名の副会長のほか、8名の理事、2名の監事が出席し、事務局としては職員4名と広報担当としてホームページ部会と機関誌部会の幹事が出席しました。
理事会ではまず審議事項として、新規入会を希望する美術館の審査、退会館の報告が行われ、岐阜現代美術館、中村屋サロン美術館、堺市立文化館 堺アルフォンス・ミュシャ館、はつかいち美術ギャラリー、田村一村記念美術館の5館の新規入会が承認されました。このほか4館程度の美術館が入会を検討中であると報告がありました。
続いて理事で保存研究部会部会長の榎本 徹岐阜県現代陶芸美術館館長の退任申し出に伴い、新しい理事候補に逢坂恵理子横浜美術館館長、村田眞宏豊田市美術館館長のお二人、また保存研究部会の新しい部会長に村田眞宏豊田市美術館館長を選任しました。
この後、平成27年度事業と予算の執行状況について事務局から報告があり、続いて「個人会員」の創設について事務局から提案がありました。これは会員の裾野を広げるために、「正会員」に加えて、新たに「個人会員」という枠を設けるという内容であり、具体的には美術館の学芸員、元美術館学芸員、大学教員などを想定したものです。「個人会員」となるためには会員館の構成員1名の推薦を必要とし、年会費は10,000円。特典としては名簿への記載と機関誌『ZENBI』の送付、議決権なしの総会の傍聴、学芸員研修会や研究部会に参加する権利などを予定しており、今後は会員館各館の協力を得て会員館への入場優待も検討したいと考えています。ただしこれに関しては、規約の改定が必要となります。理事会では改定案も提示されましたが、現在の賛助会員のうち個人会員の扱い、あるいは対象の幅をどの程度広げるかについは議論があり、規約の改定案の詳細も含めてひとまず、事務局に一任し、次回の理事会と総会に諮ることになりました。
続いてホームページ部会よりホームページ会員館ページへのログインに関して、会員館個別にIDとパスワードを保持する方式に変えて、使い勝手をよくしたいという提案があり、承認されました。後援名義使用については二件の申請があり、このうち大阪市経済戦略局から申請のあった「シンポジウム 日本の戦後美術資料の収集・公開・活用を考える」については承認されましたが、「美術検定」に関しては営利性のある事業でもあり、今後申請者からの追加的な説明を受けることとして、今回の理事会では保留扱いとなりました。
続いて報告事項として最初に各企画委員会及び研究部会の活動が報告され、東日本復興対策委員会からも委員会の活動状況が報告されました。
続いて事務局より平成28年度の第65回総会が5月26日と27日に福岡市で九州国立博物館、福岡県立美術館、福岡市美術館、福岡アジア美術館を担当館として開催されること、第30回学芸員研修会が「美術著作権の現在」「美術館の行動基準」の二つをテーマに3月14日に国立西洋美術館で開催される予定であることが報告されました。
最後に著作物のアーカイヴ化の促進のための制度改革について文化庁より全国美術館会議に対して意見聴取がなされたことについても報告がありました。
予定されていた議案が審議された後、時間に余裕があったため、「その他」として理事からいくつかの話題が提起されました。そのうち以前から議論のある法人化問題についても話題となりましたが、事務局からは現時点では法人化が困難であるという見解が示されました。
今回は事務局が一新されてから最初の理事会で、山下事務局長、前山企画担当幹事ら新しい事務局スタッフと理事の最初の会合ともなりました。
第2回理事会は東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷、妙高の間で開かれました。理事会には建畠会長、徳川、山梨、米田の3名の副会長のほか、8名の理事、2名の監事が出席し、事務局としては職員4名と広報担当としてホームページ部会と機関誌部会の幹事が出席しました。
理事会ではまず審議事項として、新規入会を希望する美術館の審査、退会館の報告が行われ、岐阜現代美術館、中村屋サロン美術館、堺市立文化館 堺アルフォンス・ミュシャ館、はつかいち美術ギャラリー、田村一村記念美術館の5館の新規入会が承認されました。このほか4館程度の美術館が入会を検討中であると報告がありました。
続いて理事で保存研究部会部会長の榎本 徹岐阜県現代陶芸美術館館長の退任申し出に伴い、新しい理事候補に逢坂恵理子横浜美術館館長、村田眞宏豊田市美術館館長のお二人、また保存研究部会の新しい部会長に村田眞宏豊田市美術館館長を選任しました。
この後、平成27年度事業と予算の執行状況について事務局から報告があり、続いて「個人会員」の創設について事務局から提案がありました。これは会員の裾野を広げるために、「正会員」に加えて、新たに「個人会員」という枠を設けるという内容であり、具体的には美術館の学芸員、元美術館学芸員、大学教員などを想定したものです。「個人会員」となるためには会員館の構成員1名の推薦を必要とし、年会費は10,000円。特典としては名簿への記載と機関誌『ZENBI』の送付、議決権なしの総会の傍聴、学芸員研修会や研究部会に参加する権利などを予定しており、今後は会員館各館の協力を得て会員館への入場優待も検討したいと考えています。ただしこれに関しては、規約の改定が必要となります。理事会では改定案も提示されましたが、現在の賛助会員のうち個人会員の扱い、あるいは対象の幅をどの程度広げるかについは議論があり、規約の改定案の詳細も含めてひとまず、事務局に一任し、次回の理事会と総会に諮ることになりました。
続いてホームページ部会よりホームページ会員館ページへのログインに関して、会員館個別にIDとパスワードを保持する方式に変えて、使い勝手をよくしたいという提案があり、承認されました。後援名義使用については二件の申請があり、このうち大阪市経済戦略局から申請のあった「シンポジウム 日本の戦後美術資料の収集・公開・活用を考える」については承認されましたが、「美術検定」に関しては営利性のある事業でもあり、今後申請者からの追加的な説明を受けることとして、今回の理事会では保留扱いとなりました。
続いて報告事項として最初に各企画委員会及び研究部会の活動が報告され、東日本復興対策委員会からも委員会の活動状況が報告されました。
続いて事務局より平成28年度の第65回総会が5月26日と27日に福岡市で九州国立博物館、福岡県立美術館、福岡市美術館、福岡アジア美術館を担当館として開催されること、第30回学芸員研修会が「美術著作権の現在」「美術館の行動基準」の二つをテーマに3月14日に国立西洋美術館で開催される予定であることが報告されました。
最後に著作物のアーカイヴ化の促進のための制度改革について文化庁より全国美術館会議に対して意見聴取がなされたことについても報告がありました。
予定されていた議案が審議された後、時間に余裕があったため、「その他」として理事からいくつかの話題が提起されました。そのうち以前から議論のある法人化問題についても話題となりましたが、事務局からは現時点では法人化が困難であるという見解が示されました。
今回は事務局が一新されてから最初の理事会で、山下事務局長、前山企画担当幹事ら新しい事務局スタッフと理事の最初の会合ともなりました。
(文責 機関誌部会幹事 鳥取県立博物館 尾﨑信一郎)