全国美術館会議ホームページの運営・編集方針について
(全国美術館会議ホームページ部会+全国美術館会議事務局編 2015年10月7日)
1. ホームページの性格
本ホームページは、全国美術館会議の活動の一層の充実をはかれるようなコンテンツ、また会員館の美術館運営にとって役立ち、会員間のメンバーたちが互いに学び合い交流できるようなコンテンツを掲載するとともに、社会に向かっても美術館の存在意義や使命をアピールすることを目指します。
2. 芸術拠点的コンテンツの基盤整備と過去の印刷物のデジタルアーカイブ化
全国美術館会議ホームページ開設事業は、2005年9月15日から文化庁・芸術拠点形成事業(美術館運営情報の拠点形成事業)として、2006年3月末の完成に向けて、全国美術館会議8部会のメンバーをはじめとする多くの協力者が関わりながら遂行されました。その中で、芸術拠点的コンテンツの基盤整備が行われ、また全国美術館会議が過去に発行してきた77冊の印刷物をPDF・HTML化し、その後2012年にはサイトをデータベース化しました。
3. 掲載情報の校正作業と新たなコンテンツの掲載
2006年4月のホームページ開設以降は、掲載情報の校正作業を行い、一般公開可能なものを、著作権をクリアしながら、またわかりやすい表現に変えながら順次一般公開用としてアップしていきます。
さらに、下記の4-1から4-4の新たなコンテンツの編集作業を行ないます。
さらに、下記の4-1から4-4の新たなコンテンツの編集作業を行ないます。
4-1. コンテンツ:全国美術館会議が発行する印刷物
2006年4月以降に全国美術館会議が発行した印刷物を扱います。総会報告書、学芸員研修会報告書、その他の報告書等です。
4-2. コンテンツ:印刷物以外のもの
各研究部会から寄せられる会合のレジュメや議事録、活動報告(テキストデータや写真データ)を扱います。
4-3. コンテンツ:〈事務局から〉
〈事務局から〉は、全国美術館会議の活動や組織に関する情報のうち、一般及び会員館の方にも知っていただきたいようなものを扱います。掲載期間は通常3か月間、重要なものは半年間とします。
4-4. コンテンツ:〈トピックス〉
〈トピックス〉は、全国美術館会議以外のトピックスを扱います。掲載期間は通常3か月間、重要なものは半年間とします。
コンテンツの編集作業には、下記の5-1から5-8までのようなものがあります。
コンテンツの編集作業には、下記の5-1から5-8までのようなものがあります。
5-1. 編集:情報収集
コンテンツの候補となる情報を収集します。
5-2. 編集:選択の判断
情報を掲載するかどうかの判断をします。
ホームページに関するさまざまな判断をおこなうレベルは、大きく以下の4つに分けられます。
A:事務局で判断
B:ホームページ部会で判断
C:各研究部会が判断
D:理事会・会長が判断
大方の判断は、AおよびBのレベルでおこなわれるでしょう。そして、C、D等のレベルにあげるかどうかについても、事務局とホームページ部会が判断します。
ホームページに関するさまざまな判断をおこなうレベルは、大きく以下の4つに分けられます。
A:事務局で判断
B:ホームページ部会で判断
C:各研究部会が判断
D:理事会・会長が判断
大方の判断は、AおよびBのレベルでおこなわれるでしょう。そして、C、D等のレベルにあげるかどうかについても、事務局とホームページ部会が判断します。
5-3. 編集:連絡調整
コンテンツの関係者と連絡調整をおこないます。メール、電話、ファックス、手紙、ミーティング等の手段によります。
5-4. 編集:新規コンテンツの採用の判断
内容的にホームページの目的に沿うコンテンツなのかどうか、まずホームページ部会で判断します。趣旨に沿ってはいても、事務局、ホームページ部会、委託会社の処理能力や予算規模を超えてしまうようなコンテンツ編集は採用されないか、先送りにされます。たとえば「全国の美術館の***といった活動についての網羅的情報を集めて掲載してほしい。昨今大事な情報なので」等々。しかし「全国の美術館の***といった活動についての有益な情報をかなり集め、まとめてもいるので、一部編集を手伝ってほしい」という依頼なら、処理能力の範囲内かもしれません。
5-5. 編集:原則としてホームページに掲載しないものについて
1. 個人のプライバシーにふれるもの
2. 美術作品の被害・劣化の調査報告
3. 美術館の環境の調査など作品所有者や所蔵館にとって情報公開がマイナスに働く可能性のあるもの
4. 美術館警備上の情報
5. その他機密性の高い情報
2. 美術作品の被害・劣化の調査報告
3. 美術館の環境の調査など作品所有者や所蔵館にとって情報公開がマイナスに働く可能性のあるもの
4. 美術館警備上の情報
5. その他機密性の高い情報
5-6. 編集:リンクを貼るための許可を得る
リンクを貼る必要のあるコンテンツは、許可を得る作業を行います。
5-7. 編集:.著作権のクリア
コンテンツを掲載するにあたって、必要な場合は、著作権者の了解をとります。講演者、報告者、執筆者等に電話や書面等で了解をとったのち全国美術館会長名で依頼文をお送りします。(文例1: PDF 48KB)また、総会やフォーラム等における会場からの報告者・質問者に、掲載の依頼をおこなうことがあります。(文例2: PDF 60KB)
5-8. 編集:文書やレイアウトに関する編集作業、全体の構成の見直し
コンテンツの、文書やレイアウトに関わる編集作業をおこないます。また利用者の声やアクセス解析をもとに、ホームページ全体の構成・レイアウトを見直します。
・会合のお知らせ 適切な原稿 [凡例 PDF:131KB word:53KB]
・会合報告 適切な原稿 [凡例 PDF:119KB word:37KB]
・会合のお知らせ 適切な原稿 [凡例 PDF:131KB word:53KB]
・会合報告 適切な原稿 [凡例 PDF:119KB word:37KB]
6. ホームページの運営を支える組織と新たな運営体制についての提案
上記、5-1から5-8までの作業には、全国美術館会議事務局とホームページ制作委託会社だけでなく、専門職員が介在する必要があります。ホームページ部会は、コンテンツの収集・掲載に関するさまざまな判断のコーディネイトとルール作りをおこない、さらに新たな運営体制について提案をおこないます。
7. 全国美術館会議ホームページの継続を可能にする体制
当ホームページの運営・編集上の標語は「役に立つこと、続くこと、内にも外にも向かうこと」です。ホームページの開設までの作業と比べると、あとの維持管理・更新のほうが圧倒的に手がかかる…ホームページの運営にじっさいに関わっている人々の間ではこれが通説です。ですから日常の美術館運営、展覧会・プログラム運営で多忙をきわめる職員たちが、全国美術館会議のホームページに関するコーディネイトに少しでも関われるような環境をつくれるかどうかが鍵となります。
8. IDとパスワードの更新
IDとパスワードは、全国美術館会議総会の日を期限として数年毎に更新します。ただし総会後1か月間は、旧IDと旧パスワードも使用できるようにします。
9. 全体の容量
データベース、ホームページ用コンテンツ合わせて47GBです。(2015年10月7日現在)
10. 凡例
1. 年号は原則として西暦とします。
2. 時系列は、現在の記事を上に、過去の記事を下に配置します。
3. 一般公開される書き下ろしの文章は基本的に「ですます」調とします。
4. 内部リンクはで表します。
5. 執筆者名は、一般論についてはイニシャルで表示します。
2. 時系列は、現在の記事を上に、過去の記事を下に配置します。
3. 一般公開される書き下ろしの文章は基本的に「ですます」調とします。
4. 内部リンクはで表します。
5. 執筆者名は、一般論についてはイニシャルで表示します。