文化庁から「令和2年度『ミュージアム・エデュケーション研修』の実施について」のご案内

「ミュージアム・エデュケーション研修~多様な学び手とのかかわりを考える~」の実施について

各 位
                                          文化庁企画調整課 

 文化庁では、博物館に係る人材養成の充実を図る観点から、下記のとおり、「ミュージアム・エデュケーション研修」を実施します。
 本研修は、博物館教育の現場担当者だけでなく、博物館における教育事業全体を統括する立場の博物館職員が、博物館教育にかかる最新の動向に触れ、多様な学び手とのかかわりを考えることで、より豊かな創造的な博物館活動を実践していくための機会を提供することを目的とします。
 ついては、貴館において本研修会への参加希望者がある場合は、希望者ごとに研修参加申込者調書を作成し、令和2年8月20日(木)までに、貴館の所在地の都道府県教育委員会担当部署宛てに、郵送、FAX又はE-mailにてお申し込みください。
 受講者の決定に当たっては、都道府県教育委員会の推薦をもとに、文化庁において選考の上決定し、都道府県教育委員会に通知します。


1. 趣 旨
  博物館の学芸担当者等に対し、博物館における教育普及を企画・運営するために必要な専門的知識及び技能を
 習得する研修を実施し、その資質の向上を図る。

2. 主催 文化庁
  共催 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館(予定)
     葛飾区郷土と天文の博物館(予定)

3. 開催期間及び会場
  (前期)期間:令和2年10月7日(水)~10月9日(金)(3日間)
      会場:東京都美術館
          〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
          TEL:03-3823-6921(代)
  (後期)期間:令和3年2月8日(月)~2月9日(火)(2日間)
      会場:葛飾区郷土と天文の博物館
          〒125-0063 東京都葛飾区白鳥3-25-1
          TEL:03-3838-1101(代)

※ただし、今後の新型コロナウイルス感染症の流行状況により、オンラインでの実施に切り替える可能性がありま
 す。また、前期日程での実施見送りにより、後期の開催日程を下記のように変更する可能性があります。御了承
 の上、お申し込みください。

【前期日程での実施を見送りにした場合の後期日程】
 令和3年2月7日(日)~2月10日(水)、3月23日(火)(4日間+1日)


4. 受講対象
 (1) 博物館に勤務する学芸担当職員
 (2) 博物館における教育普及に関心のある者で、文化庁が特に受講を認める者
    ※また下記a~cの条件を満たす必要があります。
  a 前後期計5日間の全過程を受講可能な者
  b 前期日程での開催見送りの際に変更となる後期日程(4日間+1日)についても受講可能な者
  c オンラインで実施の場合に、受講環境(パソコン等の通信端末、通信環境)を用意できる者

5. 受講人数 25名程度
  ※受講希望者多数の場合には、文化庁において本研修の趣旨等を考慮の上、選考・決定し、都道府県教育委員
   会教育長に通知する。

6.   研修内容及び日程
 
7. 修了証書の交付
  当該年度の全ての課程を履修した者に、文化庁から修了証を交付する。

8. 受講者の申込・推薦
  参加希望者は、研修参加申込者調書(様式2)を作成し、令和2年8月20日(木)までに、所管の都道府県教育
 委員会担当部署宛てに、郵送、FAX又はE-mailにて申し込むこと。なお、一部の教育委員会ではE-mailでの提出
 を受け付けていないこともあるので注意すること。また、送付する封筒・FAXタイトル・E-mailタイトルには 
 【ミュージアム・エデュケーション研修申込書類】と表記すること。
  各都道府県教育委員会では、別紙4の留意事項を参照の上、受講者推薦名簿を作成し、令和2年8月27日(木)
 (必着)までに、郵送又はE-mailにて、文化庁企画調整課の下記担当まで提出すること。
  あわせて、各受講希望者の研修参加申込者調書(様式2)を添付すること。
9. 経費等
  ・研修会に要する旅費,滞在費等は受講者側の負担とする。
  ・研修をオンラインで開催する場合に必要となるパソコン等の
   通信機器や通信環境は受講者側で準備し、その通信料等は受講者側の負担とする。
  ・テキスト代等は文化庁において負担する。
  ・宿泊所のあっせんはしない。

10. その他
  ・新型コロナウイルス感染症の流行状況により、開催日程・実施方法が変更となる可能性があります。
  ・研修開催にあたって、検温・消毒・マスク着用の徹底等の感染症防止に対策にご協力いただきます。
  ・新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、以下に該当する方は、研修の受講をご遠慮いただきます。
    37.5℃以上の発熱、咳、嗅覚・味覚異常、強いけん怠感等の風邪症状がある方。
    受講2週間以内に新型コロナウイルス感染症陽性者との濃厚接触がある方。
    受講2週間以内に出入国制限の措置や、入国後の隔離・観察期間を必要とされる国・地域への渡航・滞在
   履歴のある方。
  ・受講生は研修初日の午前9:45までに会場に集合すること。
ミュージアム・エデュケーション研修実施要領
 

推薦書類提出先(都道府県教育委員会からの推薦)、問合せ先

文化庁企画調整課博物館振興室
 ミュージアム・エデュケーション研修担当 
  住所:〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2  
  電話:03-5253-4111(内線3152.4772.4897)
  E-mail:museum(a)mext.go.jp [(a)を@に変更してください]
文化庁ホームページ「ミュージアム・エデュケーション研修の実施について」
Copyright © 2011 The Japanese Council of Art Museums All Rights Reserved.